SORD主催のワークショップ2010年まで


第23回「社会・意識調査データベース」ワークショップ
「社会調査史の博物館」としてのリージョン拠点データアーカイブの構築の成果と課題

札幌学院大学「社会・意識調査データベース」(SORD)プロジェクトでは、社会・意識調査に関するデータセット情報の収録・公開を行う一方、北海道に根ざした地域研究を収集・整理するデータアーカイブとして活動してきました。科学研究費・基盤(B)「「社会調査史の博物館」としてのリージョン拠点データアーカイブの構築」の最終年度に当たり、これまでのプロジェクトの成果を報告させていただき、今後の課題を整理したいと考えております。

日 時:2010年3月7日(日)13:00~17:30
場 所:札幌学院大学G館5階特別会議室
〒069‐8555 江別市文京台11番地(℡:011-386-8111)

(プログラム)
司会:小内純子(札幌学院大学社会情報学部)・西城戸誠(法政大学人間環境学部)

開会の挨拶  SORD科研費代表者・大國充彦 (札幌学院大学社会情報学部)

 ・「SORDプロジェクトからリージョン拠点データアーカイブへ--研究組織と研究領域」 
  大國充彦(札幌学院大学社会情報学部)

 ・「調査データセットの受け入れから『資料集成』作成まで--その意義と課題」 
  中澤秀雄 (中央大学法学部)

 ・「夕張調査のアーカイブ化(1)--資料整理のノウハウ」齊藤康則 (山口学芸大学教育学部)

 ・「夕張調査のアーカイブ化(2)--調査票のテキスト化」 庄司知恵子 (岩手県立大学社会福祉学部)

 ・「北海道における社会調査の水脈(1): 貧困調査と生活構造論」 祐成保志 (信州大学人文学部)

 ・「北海道における社会調査の水脈(2): 布施グループの労働-生活過程の社会調査史」 新藤慶 (新見公立短期大学幼児教育学科)

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第22回「社会・意識調査データベース」ワークショップ
空知産炭地の炭鉱資料の保存とアーカイブに関するワークショップ

札幌学院大学「社会・意識調査データベース」(SORD)作成プロジェクトでは、社会・意識調査に関するデータセット情報の収録・公開を行う一方、北海道に根ざした地域研究を収集・整理するデータアーカイブとして活動してきました。とりわけ重点的に取り組んできた、布施鉄治氏らの夕張調査(『地域産業変動と階級・階層――炭都夕張/労働者の生産・労働―生活史・誌』御茶の水書房、1982年)関連資料の整理作業は、ほぼ完了しつつあります。過去2回のワークショップでは、夕張や英国南ウェールズ炭鉱地域の関係者をお呼びしてきましたが、今回は夕張以外の空知旧産炭地でアーキビストとして活動されてきた方々をお招きし、各地の炭鉱資料保存のための取り組みをお話しいただき、道内のアーカイブ間のネットワーク作りに資することができればと存じます。


日時:2009年3月8日(日)13:00~17:00
場所:札幌学院大学C館4階会議室(C-410)
    
(プログラム)
代表挨拶:大國充彦(札幌学院大学社会情報学部)
SORDからの報告 中澤秀雄(千葉大学文学部)
 ・講演①炭鉱(やま)の遺産・保存整備事業について 吉田 勲氏(赤平市・炭鉱の歴史を保存・継承する市民会議・元会長)
 ・講演②美唄市における炭鉱関連施設・資料等の保存について白戸仁康氏(美唄市教育委員会委員長)
 ・コメント:桑原真人氏(札幌大学教授・元開拓記念館学芸員)
総括討論

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第21回「社会・意識調査データベース」ワークショップ

南ウェールズと北海道の旧産炭地再生に関するワークショップ
The workshop to share the experiences of South Wales and Hokkaido coalfields’ regeneration

SORDでは2002年以降、社会・意識調査に関するデータセット情報の収録・公開を行う一方、北海道という地域に根ざした地域研究や、北海道に関連して寄託いただいたデータセットの再解釈作業を展開しています。とりわけ現在は、科学研究費基盤Bの資金を得て、平成18年度から平成21年度にかけて、故・布施鉄治教授のグループが残した「夕張調査」の調査票等に関する資料集成を作成する準備を進めています。
布施教授らが対象にした、その夕張が2006年に財政破綻し、苦境に立っていることは報道を通じて知られていますが、SORDとしては、この「布施データセット」を介して夕張再生のお役に立てることはないかと模索した一つの結果が、今回のWSの企画につながりました。スウォンジー大学は、英国南ウェールズの旧産炭地の中心に位置し、1970年代に次々と炭坑が閉鎖されるなか、散逸しそうな資料を必死で救出し、アーカイブを構築してきました。そして今日、国内外で知られるSWCC(South Wales Coalfield Collection)というアーカイブおよび、Miners’ Libraryという生涯学習図書館を擁してこれらの資料を活かしています。今回は、これら資料の管理に関わるアーキビスト、ライブラリアン、そして研究者の合計3名をお呼びすることができました。南ウェールズは山がちで孤立した地形、基幹産業の炭鉱を1970-80年代に国策で失った経緯など、北海道の旧産炭地と似た点が多く、しかしその中で、こうして歴史を直視しながら生涯学習や産業遺産保存を通じた再生のモデルを作ってきました。この経験に学ぶことは、SORDの任務であるアーカイブ管理学の発展のみならず、夕張はじめ旧産炭地の再生にとってきわめて重要であることは、以下の講演記録をお読みいただければ、すぐに了解いただけるものと思います。

日時:2008年3月6日(木)10:00~14:00
場所:札幌学院大学G館5階特別会議室
後援: 札幌学院大学社会情報学部特別研究推進プロジェクト

・南ウェールズ産炭地、その歴史と再生 : クリス・ウィリアムズ (スウォンジー大学教授)
The South Wales coalfield: history and regeneration/ Chris Williams

 
・南ウェールズ産炭地と生涯学習 : シャーン・ウィリアムズ(スウォンジー大学炭鉱図書館長)
The South Wales Coalfield and Lifelong Learning / Sian Williams

 
・南ウェールズ産炭地資料の管理と利用の促進戦略 : エリザベス・ベネット (スウォンジー大学南ウェールズ炭鉱アーカイブ主任アーキビスト)
Management of South Wales coalfield collection and strategies to promote its usage / Elisabeth Bennett


布施教授資料再構築のためのSGUアーカイブ活動の紹介 : 齊藤康則 (日本学術振興会特別研究員・東京大学)
A brief introduction to SGU Archive's activity to reinvent Professor Fuse collection

討論


コメント
吉岡宏高 (札幌国際大学観光学部観光学科准教授・NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長)
青木隆夫 (NPO法人炭鉱の記憶推進事業団副理事長・元夕張市夕張石炭の歴史村石炭博物館館長)
新藤 慶 (新見公立短期大学幼児教育学科講師)


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